意外と知られていない二世帯住宅のメリット
近くで暮らすことの安心感
二世帯住宅を選ぶメリットの中でも、特に大きなポイントとして挙げられるのが安心感です。二世帯住宅とは文字通り、1つの建物の中に親と子の2つの世帯が暮らす形になります。一世帯で夫婦共働きの場合、子供が小さいうちは日中の時間帯は保育施設に預けるなどの対応を取ることになるでしょう。二世帯住宅であれば面倒を見てもらうことも可能になります。逆に親が高齢で生活のサポートが必要な時も、すぐに駆け付けることができるので安心です。
税金や光熱費の負担を減らせる
自治体によっては二世帯住宅で生活する家庭には相続税の減額や建築、リフォームをする時に補助金が支給されることがあります。全ての自治体が対象となっているわけではありませんが、適用されれば数十万から数百万円近い税制面の負担を減らすことが可能です。二世帯住宅は大きく分けて、完全分離、部分共有、完全共有の3種類に分けられます。一部の設備を共に使う部分共有、常に一緒に暮らす完全共有を選択すれば、電気を始めとした光熱費の支払いも抑えられるのが魅力です。
プライバシーを守りながら仲を深められる
二世帯住宅は同じ空間で暮らすことでプライバシーが無くなると心配する人もいます。これは大きな間違いで、それぞれ世帯が別のフロアで暮らすなど完全に生活を分ける完全分離を選択すればプライバシーを守ることは可能です。毎日顔を合わせたり設備の使い方でストレスを感じる心配がありません。適度な距離感を保ちつつ、気軽に顔を合わせてコミュニケーションを取れるのも二世帯住宅の魅力です。
二世帯住宅とは、親世帯と子世帯がともに暮らすために建てられた住宅です。世帯で独立した生活空間を持つ完全分離型、一部生活空間が被る部分共用型、すべて共有する完全同居型の3つのパターンに分けられます。